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20040509 表に少し追加
監査法人 新日本監査法人
類型 迷走型 (当会が勝手に認定)
●まえふり●
今回は以前にもまして、吐き気をもよおすほど濃いです。
●業績● (百万円)
●公開後の資本移動●
注
*データはメディア・リンクスホームページとyahoo!financeから引用した。
*公開前に発行した新株予約権@の調整が転換後にまとめて行われると仮定している。
*ここではMSCBは「転換価額修正条項付私募転換社債型新株予約権付社債」を意味する。
*青字は当初転換価額、茶色はそのときそのときの転換価額。
*上記分析が正しいという保証がないのは他のページと同様である。
MSCB@:●印 総額:10億円 MSCBA:●印 総額:8億円
いずれも転換価額16,120円 転換価額は終値3日間平均の90%に修正。修正転換価額の下限は7,000円
MSCBB:●印 総額:11億円 転換価額3,853円
転換価額は終値3日間平均の90%に修正。修正転換価額の下限は1,673円
MSCBについては後日別のところで一般的説明をします。 説明
●講評●
発行済株式数が1年で10倍になっています。既存株主には問答無用のダイリューションの
嵐です。ふつうのCBではこんなことはあり得ません。
これがMSCB(転換価額修正条項付私募転換社債型新株予約権付社債)の恐ろしいところです。
ツッコミどころがありすぎて困ってしまいます。
以下は当会の意見と憶測です。
@本件においてMSCBの保有者が空売りを仕掛けて大もうけしたことはほぼ間違いがない。
それはMSCB ABを市場価格よりも高い価額で転換していることを見ても明らかである。
AMSCBは特定の者にだけ、ほぼノーリスクで利益を得る機会を与える商品であり、上場
企業がこれを発行することは取締役にとって背任に近い行為と思われる。
B事情は何であれ、手形不渡(少なくともりそな銀行はそう判断した)があったことを約2週間
隠していた発行会社の罪は重い。
Cこんな会社を上場させ、MSCB発行を許し、今も売買させている大証はもう死んでいる。*
え、そんなことみんなわかってるって…?
…失礼しました。
↑ここまでは2004年1月の執筆
2004年4月4日追加>5月9日再度追加(4月8日以降)
●それからのMリンクス● (会社HPより:日付はすべて2004年、役職は発表当時)
以上のように
Mリンクス株式は4月30日で上場廃止となりました(正しくは5月1日付だそうですが)。
終値は238円でした。
理由は適時開示違反ということですが、それだけではないようです。
当会ではナニが真実か判断できませんので、当事者のホームページで各自ご確認下さい。
メディアリンクス http://www.lynks.co.jp/ 閉鎖された模様(041102加筆)
大証 http://www.ose.or.jp/index.html
●さらにそれからのMリンクス●(情報源:gooニュース)
10月13日の逮捕は下方修正発表前に親族名義で株を売ったインサイダー取引、
11月2日の再逮捕は風説の流布だそうです。
で、その虚偽情報とは「2003年8月のCB10億円引受」と「9月のCB7億円転換」だそうです。
ということは、そこから先はすべてウソ。
当会の努力は無駄無駄無駄無駄無駄無無駄無駄無駄無駄無駄無無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無無駄無駄無
駄無駄無駄無無駄無駄無駄無駄無駄無無駄無駄無駄無駄無駄無無駄無駄無駄無駄無駄無無駄無駄無駄無駄無駄無無駄無駄無駄。
ここまで読んで下さった皆様、ご愁傷様です。
VC一夜漬管理者へのまじめな連絡はPEF03-lj(アットマーク)infoseek.jpまで。
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