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監査法人 新日本監査法人
類型 迷走型 (当会が勝手に認定)
●業績● (百万円)
●ファイナンス一覧●
主に目論見書P45とP100以降を参考にしました。
●投資倍率●
注
*ワラント以外の部分は額面で取得したと仮定して計算した
※売却は段階的に行われるので、この通りの倍率にならないことは言うまでもない。
●講評●
@ワラントの放棄が行われたと思われる(表●黄色部分)
そう考えないと計算が合いません。新堂元社長(および役員、または持株会社)が発行済
株式の2割にあたる約1,100株ほどを放棄したものと思われます。おそらく、公開時にいい 値段がつかないということで株数を絞り込んだのでしょう。 もしワラントを全部行使し、なおかつ公募時の時価総額が株数にかかわらず同じだと仮定 すれば、IPO価格は4万円くらいになっていました。
A先に入ったVCの動向は要注意?
ファイナンスに参加した会社を順番に見ていきましょう。
*WB@
日本アジア投資のファンド
*WBA
大和銀企業投資(現りそなキャピタル)
*第三者割当@
あさひ銀事業投資
大和銀企業投資と、そのファンド
富士銀キャピタル(現みずほキャピタル)と、そのファンド
第三者割当A
セントラルキャピタル(現UFJキャピタル)
どういう理由かはわかりませんが、最初に投資したアジア投資が増資に応じていません。
まさかあんな事態になることまで予測していたのか??(当会の憶測)
BVCとファンドの利益相反
また、大和銀は安いWBは本体だけで持ったのに、高い増資はファンドと本体がほぼ半々で
受けています。そのため本体とファンドでは取得単価が倍くらい違います。 しかしこれは大和銀だけに限ったことではありません。 残念ながら、このような投資手法は日本のVCでは珍しくありません。
●それから●
ここまでなら伝統型とほぼ同じですよね。でもここからが「迷走」なんです。
さていったいどうなるんでしょうか。
後編へ続く。
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